-2009/12/16 「平成22年度 宇都宮美術館 博物館実習生受け入れ要項」を掲載しました。
■展覧会解説
岡山県倉敷市の近世の面影を今も残す一画、白壁と黒瓦、格子戸のつづく町並みの中に、ギリシア神殿を思わせる石造りの重厚な建物がそびえています。それが大原美術館です。 大原美術館は、倉敷の実業家、大原孫三郎と岡山県出身の画家、児島虎次郎らによってコレクションされた西洋美術の作品を展示する美術館として1930(昭和5)年に開館しました。開館当時、西洋美術を常設展示する本格的な美術館としては日本における唯一の存在でした。まだ日本国内で実物の西洋絵画や彫刻を眼にする事がそれほど容易ではなかった時代、日本の芸術界のためにという児島虎次郎の思いと、その意を汲んで、コレクションと美術館建設を実現した大原孫三郎の思いがそこに結実していると言ってよいでしょう。 開館から80年間という長い歴史の中、二人の遺志を受け継ぐ人々の手によってコレクションは発展を続け、現在、大原美術館には西洋の古典および近代美術をはじめ、日本の美術・工芸、現代美術、また、古代オリエントや古代中国に至るまで、幅広く優れた作品が数多く収蔵されています。その展示室に並ぶ時代時代を映し出した作品は、つねに多くの人々を魅了し続けています。 本展覧会では、大原美術館コレクションから、モネやマティス、梅原龍三郎、安井曾太郎などをはじめとする、西洋と日本の近代美術、現代美術、また、栃木県にゆかりの深い陶芸家濱田庄司など民藝運動を推進した作家たちの作品、合わせて76作品(85点)を展示。珠玉の作品の数々をご紹介いたします。
一般900円(720円)、大高生700円(560円)、中小生500円(400円)
■講演会 「絵画の冒険―近代美術の西と東」
■講演会 「大原美術館 アーティストと観客との協同」
■学芸員によるギャラリートーク
■解説倶楽部によるギャラリートーク
詳しくはイヴェント案内へ
カミーユ・ピサロ 「ポントワーズのロンデスト家の中庭」1880年
会 期: 2010年4月18日(日)〜2010年5月30日(日)