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事業部

宇都宮美術館友の会 =事業部=のご案内

主な活動内容

美術鑑賞旅行の企画
クリスマス会の開催 など

活動報告

「新春のつどい」(平成29年1月22日)

 宇都宮美術館友の会主催の「新春のつどい」が1月22日(日)に館内のレストラン「ジョワ・デ・サンス」で開かれました。例年は「アートの森・クリスマスの夕べ」を12月に開催していましたが、美術館がメンテナンス休館中だったため、1月に「新春のつどい」として「和久文子と邦楽ゾリスデン~智世代~」の皆さまにご出演していただきました。約50分の間に琴と尺八のコラボで、宮城道雄作曲の「春の海」や八橋検校作曲の「六段の調」などの曲を演奏していただきました。特に「六段の調べ」では日本の風や波、紅葉した山々、桜吹雪など情景を思い浮かべて聴くと曲の良さが分かるとアドバイスを受けていましたので良さが倍増しました。日本の曲では「雪の降る町を」、そしてTV番組「笑点」のテーマ曲では小道具を使いながらの演奏に来場者の方々は抱腹絶倒、アンコール演奏もしていただき、生演奏の素晴らしさを再認識しました。   

(事業部長 石塚 豊)

和久文子と邦楽ゾリスデン~智(ち)世代(せだい)~

 

第20回春の美術館めぐり(平成29年7月12日)

 朝6時40分、友の会の皆様と東京の美術館へバスの旅が始まりました。美術探索の意欲のある方との楽しい旅。まずは江戸東京博物館へ、両国国技館の隣にあり、井伊直虎の生涯を軸に、像、兜、刀、など貴重な古美術品の展示に江戸の雰囲気を感じました。次に町田市立国際版画美術館へ、ヨーロッパの戦争歴が刻まれた銅版画、時代を代表する3人の作者(カロ、ゴヤ、ディックス)は、時代ごとに美術の表現方法も違い、心に強く訴えるものがあります。作者の本心は、戦争の悲惨さを訴えているのでしょうか。最後に神代植物公園(深大寺)へ、緑深い周辺の中で今年の3月に国宝指定された釈迦如来も拝観できました。ナンジャモンジャの樹も、深代そば店も見ることができました。バスの案内、ゲームなど、心温まり大変楽しい旅でした。 

(友の会会員 矢口貞夫様 記)

江戸東京博物館前 町田市立国際版画美術館前

 

第21回秋の美術館めぐり(平成29年10月31日~11月1日)

2週連続の台風で心配をしましたが、旅行当日は晴天に恵まれました。朝6時出発という早朝の時間帯は、外気温4度の寒さで背中が丸くなるのを感じました。美術館を出発して、東北道、圏央道、東名道と進み、最初の見学地は掛川城。豊臣秀吉の家臣・山内一豊によって整備された城で、天守閣に登ると掛川市内、駿河湾が一望できます。1854年の安政東海地震により建物の大部分が倒壊、現在「掛川城御殿」は国の重要文化財になっています。
城内敷地に掛川ステンドグラス美術館があり、イギリス、ヴィクトリア王朝時代の作品約70点が展示されています。素晴らしい技術のステンドグラスに圧倒されました。
「ねむの木子ども美術館」は女優の宮城まり子さんが1962年に設立、二つの美術館のうち「どんぐり」は、ねむの木学園(肢体不自由児のための養護施設)の子供が描いた絵画を展示する美術館です。カラフルで独創的、多くの時間をかけた繊細な絵が印象的でした。もう一つの美術館「緑の中」は、「どんぐり」から徒歩7分ほど登ったところにあり、少々息遣いが荒くなりますが樹々に囲まれた中、まり子先生の作品が多数展示してあります。芸術に取り組む姿勢に感動しました。
「子どもたちの無限の可能性、そしてダメな子なんて一人もいない」まり子先生の言葉は印象的でした。
その日は、焼津黒潮温泉に一泊、ホテルアンビア松風閣は露天風呂に入ると富士山と伊豆半島が一望でき、癒される宿泊でした。
 翌日は、早朝から焼津魚センターで魚介の買い物をし、バスのトランクは魚で一杯になりました。その足で、静岡県立美術館へ。企画展「美しき庭園画の世界」を鑑賞しました。江戸時代の日本では庭園は社交場や儀礼の場とされ、そこから数多くの「庭園画」が生まれました。
最後の見学場所は東海道広重美術館。東海道の宿場町「由比宿」の本陣跡地公園内に美術館があり、浮世絵師・歌川広重の版画を海外からの観光客が大勢見学にきており、版画の体験刷りをしていたのが印象的でした。

(事業部 石塚)

掛川城をバックにしての写真 ホテル松風閣より伊豆半島を望む