企画展

エドワード・ゴーリーの優雅な秘密

不思議な世界観と、モノクロームの綴密な線描で、世界中に熱狂的なファンをもつエドワード・ゴーリー(Edward Gorey,1925-2000)。日本では異色の絵本作家として知られており、『ギャシュリークラムのちびっ子たち』や『うろんな客』、『不幸な子供』などの絵本が次々と邦訳され、人気が高まっています。ミステリー小説のような物語と、押韻・造語・古語などを駆使したテキスト、そして、陰影や背景までもがペンで細かく描かれた魅惑的なイラスト。 ゴーリーの作品は、不気味でナンセンス、そして優雅なユーモアが余韻となり、時に読者を不安な気持ちに陥れます。その魅力に多くの人々が虜となり、シュルレアリストの画家マックス・エルンストや、ムーミンの作者トーベ・ヤンソンもゴーリー作品の愛好家でした。
しかし、邦訳されている絵本は、ゴーリーというアーティストのほんの一面に過ぎません。彼自身がテキストとイラストの両方を手がけた「主著(Primary Books)」だけでも100冊を超え、さらに、他著の挿絵、舞台と衣装のデザイン、演劇やバレエのポスターなど、その制作活動と才能は多岐にわたります。
本展は、ゴーリーの没後、エドワード・ ゴーリー公益信託とブランディワイン・リバー美術館によって組織されアメリカ各地を巡回した原画展を元に、個人コレクターの収蔵品も加え、貴重な原画・書籍・資料など約350点を展観するものです。ゴーリーの多彩な制作活動をたどり、謎に満ちたその優雅な秘密に迫ります。

『うろんな客』原画
1957年
エドワード・ゴーリー公益信託蔵
@2010 The Edward Gorey Charitable Trust

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

会 期

2017年10月8日[日] ~ 11月26日[日]

開館時間

9:30 ~ 17:00 (入館は16:30まで) 

休館日

毎週月曜日(10月9日は開館)、10月10日[火]

観覧料

一般800(640)円/大学生・高校生600(480)円/中学生・小学生400(320)円
※( )は20名以上の団体料金
*身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けている方と同伴介護者(1名)は無料。
*宇都宮市在学、または在住の高校生以下は無料。
*11月3日「文化の日」は宇都宮市民は無料。
*毎月第3日曜日(10月15日、11月19日)は「家庭の日」です。高校生以下の方を含むご家族で来館された場合、企画展観覧料が一般・大学生は半額、高校生以下は無料。

主催

宇都宮美術館

協力

Edward Gorey Charitable Trust / Brandywine River Museum / 株式会社河出書房新社

後援

日本国際児童図書評議会(JBBY)

企画協力

株式会社イデッフ