記念講演会①「マックス・ヒンデルの生涯と建築作品」

 来る2023年3月12日(日)の午後は、角 幸博(かど ゆきひろ)先生を講師にお迎えして、本展の記念講演会①「マックス・ヒンデルの生涯と建築作品」を開催します。☞展覧会についてはこちら

記念講演会①「マックス・ヒンデルの生涯と建築作品」

 1947年(昭和22)、札幌生まれの角先生は、ヒンデルを始め、北海道における近代建築研究の第一人者として活躍されてきました。

角 幸博 氏 2021年撮影 画像提供:角 幸博 氏(北海道大学名誉教授、歴史的地域資産研究機構代表理事)

 現在は、北海道大学名誉教授、NPO法人歴史的地域資産研究機構代表理事、一般財団法人北海道文化財保護協会理事長、一般社団法人日本民俗建築学会会長、博物館網走監獄館長、建築ヘリテージサロン代表という多忙なお立場で、精力的なフィールドワークに勤しんでおられます。

ヒンデル家の家系図 作成:ハンス・ヒンデル氏 画像提供:角 幸博 氏(北海道大学名誉教授、歴史的地域資産研究機構代表理事)

 今回の展覧会では、ヒンデルに関するさまざまな資料や画像のご提供、専門的なご助言をいただくとともに、図録(記念出版)では「マックス・ヒンデルの生涯と活動:札幌と横浜を拠点にして」「宇都宮天主公教会二代聖堂:その建築について」をご寄稿くださいました。

マックス・ヒンデル(39歳)、札幌にて 1926年撮影 画像提供:角 幸博 氏(北海道大学名誉教授、歴史的地域資産研究機構代表理事)

 ヒンデルの生涯、宇都宮天主公教会二代聖堂(現・カトリック松が峰教会聖堂)や他の建造物について、充実したご講演になると期待しています。多くの皆さまのご来場をお待ちしております。

宇都宮天主公教会二代聖堂(現・カトリック松が峰教会聖堂)ポーチと南塔屋 2014年撮影 撮影:church2023.jp