2026年2月8日[日]~ 5月10日[日]
19世紀後半、ヨーロッパ各地でポスターや雑誌、家具や食器といった身の回りのものに、絵画や彫刻などと同じ「芸術」の価値を見いだそうとする動きが高まりました。本展では、そうした時代に生まれたデザイン作品の数々と、装飾的な要素を備えた絵画作品をあわせて紹介します。中心となるのは、19世紀末のウィーンで誕生した芸術家集団「ウィーン分離派」の機関誌『ヴェル・サクルム(Ver Sacrum)』。オーストリア・ウィーン工房をはじめ、ドイツでも様々なデザイン活動が活発化した時代。当時の芸術家・デザイナーたちが不安定な現実に抗いながら、古い慣習や価値観を脱し、新時代の芸術文化を確立させるべく切磋琢磨していた時代の雰囲気を感じ取っていただけるでしょう。
| 開館時間 | 午前9時30分 ~ 午後5時 (入館は午後4時30分まで) | ||||||
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| 休館日 | 月曜日(2月23日[月・祝]、5月4日[月・祝]は開館)、 2月24日[火]、4月30日[木]、5月7日[木] |
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| 観覧料 |
※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者(1名)は無料。 ※宇都宮市在学または在住の高校生以下は無料。宮っ子の誓いカードまたは学生証をご提示ください。 |
ヨーゼフ・ホフマン
《プルカースドルフ・サナトリウムのサイドチェア》
1904年
フリッツ・ヘルムート・エームケ
《ドイツ工作連盟展:手工芸、産業・商業美術、建築 於ケルン、1914年5月~10月》
1914年
[3月22日まで展示]
ブルーノ・パウル
《燭台》
1933年