企画展
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ガレの庭 花々と声なきものたちの言葉Emile Gallé - Nature and Symbol

デザイン画「蝶蝶勝文脚付杯」
エミール・ガレ工房、ルイ・エストー
《デザイン画「蜉蝣文脚付杯」》
1889年頃
オルセー美術館蔵
©RMN-Grand Palais (musée d'Orsay)/Tony Querrec/distributed by AMF
19世紀末のヨーロッパに登場した新時代の芸術様式「アール・ヌーヴォー」。陶芸、木工家具、そしてガラスという3つの分野でその様式を花開かせたのが、ナンシー出身の芸術家エミール・ガレ(1846-1904)でした。豊かな表現で描かれたモチーフと大胆な形態、そして複雑で情感あふれる色彩は人々を魅了し、ガレは工芸を偉大な芸術の域にまで高めた作家として評価されました。彼の芸術を支えたのは、自然への愛情と植物学への情熱でした。彼は自宅に世界各国から3000品種近い植物を集めた庭園をつくり、熱心な自然観察に基づいて芸術を生み出しました。また、図鑑のような味気ない描写を嫌ったガレは、詩的な表現によって見る者の心に訴えかけることを目指しました。自然の描写に象徴を付け加えることで彼の作品はー層深みを増し、深遠な世界観までも表現したのです。本展では世界有数の近代ガラスコレクションを誇る北澤美術館の作品を中心に、ガレのガラス作品の魅力に迫ります。また、同時にオルセー美術館所蔵のデザイン画もご覧いただき、ガレの自然へのまなざしと芸術への情熱を感じていただきたいと思います。

展覧会概要

会期 2016年4月24日[日]~6月5日[日]
開館時間 午前9時30分 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 毎週月曜日・5月6日[金]
観覧料 一般:800円(640円)
大学生·高校生:600円(480円)
小学生·中学生:400円(320円)
◎( )内は20名以上の団体料金
主催 宇都宮美術館、東京新聞
後援 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、公益財団法人日仏会館、日本ガラス工芸学会
特別協カ 公益財団法人北澤美術館、オルセー美術館
協カ エールフランス航空/KLMオランダ航空
※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けている方とその同伴介護者(1 名)は無料。
※宇都宮市在学または在住の高校生以下は無料。
※毎月第3日曜日(5月15日)は「家庭の日」です。
 高校生以下の方を含むご家族が来館された場合、企画展観覧料が一般・大学生は半額、高校生以下は無料。

関連イヴェント

講演会 「エミール・ガレ、人物と創作の背景」

講 師 池田まゆみ氏(本展監修者、北澤美術館主席学芸員)
日 時 4月24日[日] 午後2時~午後3時30分

ワークショップ「キャスト(鋳造)してつくるガラスプレート」

講 師 木越あい氏(ガラス作家)
日 時 5月14日[土] 午前10時~午後5時、15日[日] 午前10時~午後2時
*小学生以上の方で、2日間とも参加できる方。 10名まで。※要申込み

学芸員によるギャラリー・トーク

解 説 当館学芸員
日 時 会期中毎週土曜日(5月14日を除く) 午後2時~午後3時
*企画展チケットをお求めのうえ、中央ホールにお集まりください。
《脚付杯「ひなげし」》 《長頸瓶〈茄子〉》
エミール・ガレ
《脚付杯「ひなげし」》
1900年
北澤美術館蔵
エミール・ガレ
《長頸瓶〈茄子〉》
1900年
北澤美術館蔵
《蜻蛉文受皿》
エミール・ガレ
《蜻蛉文受皿》
1878-1889年
北澤美術館蔵
エミール・ガレ
《蜻蛉にカエル文扁󠄀壺〈好かれようと気にかける〉》
1888-1890年
北澤美術館蔵
エミール・ガレ
《脚付杯〈菫〉》
1900年
北澤美術館蔵